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2013年4月12日発売! 大橋崇行・著、和遥キナ・イラスト 『ライトノベルは好きですか? -ようこそ! ラノベ研究会』(雷鳥社) の公式ブログです
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お久しぶりです。若菜です。

『らのすき』をお買い上げ下さった皆さま、どうもありがとうございます。
もうこの本が、皆さまの本棚にとっての黒歴史と化すこと間違いなしです!

さて、まだ買われていないという方に朗報です。
4月28日(日)に「ニコニコ超会議2」(幕張メッセ)の中で行われる「超文学フリマ」で、
大橋崇行さんがブースを出すので、『らのすき』を手売りするそうですよ。
場所は「オ-09」の「上智大学紀尾井文学会OB会」です。

私は別に用事があるので行けないのですが、さすが大橋さん、いつもながらのサークル私物化です!
しかも、どこかの売れっ子評論家さんとは違って、他のサークルさんに委託することもできないとは…
きっとお願いするお金も人脈もないだめな人だと思うので、広い心で許してさしあげて下さいね。

ちなみに、なぜ上智大学かといいますと、私たちの通っている聖城大学は、その…
…えっ? 言っちゃいけないんですか??
もうバレバレなのに…残念です。

…えっと、いちおう限定ポストカードもつけるそうですよ。
それから、和遥キナ&大橋崇行のサイン本がラスト3冊残っているそうなので、
ここで売ってしまおうという魂胆のようです。
大橋さんのは別にどーでもいいけど和遥キナさんのサインがほしいという方、
早めにブースのほうにいらして下さいね。

それでは、またお会いしましょう。

拍手[5回]

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若菜「ひとまず…『らのすき』を置いて下さらなかった書店さんに、毒電波を送っておけばよろしいですか?」
山口「ダメですよっ! もしかしたらこの後、置いて下さるかもしれないんですから」
朧「でも…書店に行ったけれどみつからなかったという苦情が何件か来ることは目に見えているわね。うふふ。私の顔イラストを忘れた罰よ。いい気味だわ」
光輝「(…まだこだわってたんだ)ま…まあ、とりあえず無事に発売してくれたみたいでなによりです」
若菜「お買い求め下さった皆さま、ありがとうございます。もし見つからなかったという方がいらっしゃいましたら、まんが王八王子さん、Amazonさんなどでの通販をご利用くださいね。あと、お店によっては、明日から並ぶというところもあるみたいです」
山口「僕は今日武蔵境の『アニメガ』に行ったんですが…『らのすき』フェア、明日からだそうです(T-T)」
結衣「さてさて、本編で扱っているテーマは『ライトノベルとは何か』、『ライトノベルと聖地』、『ライトノベルとレーベル』、『ライトノベルを〈読む〉』、『ライトノベルの歴史』、『BL・少女小説とライトノベルとの関係』、『ライトノベルとメディアミックス』、『ライトノベルの読者』…あたりかな」
若菜「なんだか、研究書みたいな構成ですね…むずかしそうです」
結衣「ま…まあ、そういう企画だしさ。でも、そこは小説だから。本格的な評論は、夏に『ライトノベル研究序説』(青弓社)の続編が出るらしいから、そちらをご覧ください! って、感じじゃない?」
朝野「…………っ!」
結衣「ん? どうしました、先生?」
朝野「なんで今日がひとまず『出張編』のラストだっていうのに、みんなまじめに話してるのよ!」
山口「別にいいじゃないですか!」
光輝「(…というか、まじめにやる気、これっぽっちもなかったんだ)」
結衣「(ほんと…ときどき、朝野先生にこのままついていっていいかどうか真剣に悩むよね)」
朝野「というわけで…もしシリーズ化したら、私がなんと柏木とつきあって、自爆するくらいのイチャらぶっぷりを見せつける予定ですから、よろしくお願いします! もう、18禁になってもいいくらいの勢いで!!」
山口「…この人、目が本気だ」
若菜「というか、続編がそんなストーリーになったら、誰も買って下さいませんよね」
結衣「あはは。今日でいったん『出張編』は終わりですが、また気が向いたらやるそうです(おい…!)。それからブログのほうは、これからも追加情報を少しずつ載せていくみたい。更新したら大橋がツイッター(@oh_mitsukitei)でつぶやくので、チェックしてみてくださいね」
若菜「そうですね…私もツイッターはじめてみましょうか」
山口「藤原さんがツイッターとかはじめたら、毒電波だしまくって『緒花bot』(@ohanabot)あたりと本気でバトル始めそうですよね…」
朧「まあ、あちらには到底、フォローワーで及ばないだろうけど。うふふ」
初音「…っていうか、私をだせーっ!」
若菜「お姉ちゃん!?」
光輝「…この人も、完全に作者に忘れ去られてましたね(かわいそうに…)」
結衣「そ、それでは…今後ともよろしくお願いしますっ!」

拍手[4回]

こんにちは、若菜です。
いよいよ本日、『らのすき』が発売となりました!
店頭に並べてもらえるのは嬉しいのですが、なんだかちょっと恥ずかしいですね…。

そして、なんとキナさんが発売記念イラストを、描いて下さいました!


クリックすると大きくなりますよ。

ところで、キナさんが締切に追われていると伺ったのですが、
この人、こんなことしてて大丈夫なのでしょうか……?
こうして私のことを描いていただけるのは大変嬉しいのですが、
『らのすき』に力を入れるあまり、締切を破らないかとても心配ですっ!
もしそんなことになったら、私が松野秋鳴さんの『えむえむっ!』に出てくる石動美緒ちゃんみたいに、キナさんのことを踏んでさしあげないといけないかもしれません!

あっ、らのすきフェアも、色々なお店でやって下さっていますので、
http://mitsukikioi.web.fc2.com/ranosuki/link.html
よろしければ、覗いてみてくださいね。

それでは、『らのすき』をどうぞよろしくお願いいたします。

                     
                                若菜

拍手[6回]

朝野「TPP…」
山口「ダメですよ! なんでこんなところで、いきなり政治の話をするんですか」
若菜「先生は実はドMなので、炎上したいんですよね。わかります」
結衣「いや…そこで共感を得られても困るんだけど」
朝野「だってさ、TPPに参加すると、著作権が非親告罪化するかもしれないのよ」
結衣「つまり…今までは著作権者が訴えなければ著作権侵害の責任を追及することができなかったけれど、これからは著作権者がなにもしなくても、検察が著作権の侵害を刑事告訴できるようになるかもしれないってことですね」
光輝「逆に言えば海賊版を作るのが難しくなるから、マンガやアニメにとってはプラスになる部分も大きいってことかな…」
朝野「でも、出典になっているネタ本をはっきり示しない引用は完全にアウトだから、パロディの同人誌は根こそぎ刑事告訴される可能性もあるわ。そんなことになったら、夏と冬に有明まで行く気力が…」
光輝「反対の理由、そこですか!?」
朝野「悪いか、コノヤロー!」
若菜「朧さんが『らのすき』を著作権法ギリギリセーフだと仰っていたのも、そこなんですね」
朧「そうね。メロンブックスの秋葉原店(@melon_akiba)さんがもうTwitterでつぶやいているけど…ネタの出典を全部書いているから。著作権法第32条をフル活用という感じかしら。見てみると分かるけど、中身をぱっと見ると、意味の分からない誌面構成になっているわ」
若菜「イラストとデザイン、編集以外を全部ひとりでやってしまうなんて…さすが大橋さんは、取り返しのつかない変態さんですね
山口「いえそれ、褒めてませんから!」
朧「うふふ。某スピリッチュアル系雑誌の編集者が大橋を称した名言ね」
朝野「そういえばさ。ラノベの同人誌化ってどうなの? 私は1日しか行かないから、よく分からないんだけど…」
結衣「1日って…分かりやすいな。そうですね。やっぱりほとんどがアニメ化された作品で、メディアミックスしていない作品のパロディは、まだものすごく数が少ない感じですかね」
山口「やっぱりどうしてもアニメに比べれば、ラノベは一作品ごとの読者が圧倒的に少ないですから」
若菜「つまり…私たちがえっちな目に遭うことはないということですね。それはよかったです」
朧「…そうとは限らないわよ」
若菜「えっ?」
朧「和遥キナが雷鳥社に監禁されて10時間耐久で大量の色紙とサインを描いている途中で、『そろそろ同人でエロをやってみようかな…』と遠い目をしながら呟いていたみたいだから。ふふふふふふ…」
山口「まさかのセルフパロディですか!?」
若菜「えっ…えっちなのはいけないと思いますっ!」
光輝「というか色紙とサインで10時間って、それどう考えてもおかしいですよ! なんか、変な脳波が出てる状態ですって!!」
朝野「詳しくはこちらのページ(http://mitsukikioi.web.fc2.com/ranosuki/link.html)にあるので、近くのお店でチェックしてみてね♪」
結衣「明日12日発売でーす♪」
光輝「そんな分かりやすい宣伝をしなくても…」
若菜「キナさん…私がえっちなことになるような本が出たら、全力で軽蔑しますからっ!!(>_<)」
朧「あら。私はむしろ期待しているわ。うふふ…」

拍手[2回]

朝野「さて3日目は…ちんちん!」
山口「なんだかもう、ツッコミを入れるのもアホらしくなってきましたね」
若菜「もう…えっちなのは…(>_<)」
朝野「だって、しょうがないでしょ。略称が本当に『ちんちん』なんだもん」
光輝「米倉あきら『インテリぶる女子中学生とハメたいせんせい』(HJ文庫)ですね」
結衣「たしか、HJ文庫で賞を獲ったときのタイトルが、『せんせいは何故女子中学生にちんちんをぶちこみ続けるのか?』だったから…だっけ?」
朝野「私はむしろ、女子中学生より男子中学生…」
結衣「黙れ(-_-;)」
朝野「ひどい…最近、明石ちゃんに冷たく扱われてるなあ。これでも、あなたの指導教員なのよ。しくしく」
結衣「だったらもう少し、教員らしい発言をしてくださいよぉ…」
山口「まあまあ。今日は、みんなで『ちんちん』について考えてみようという感じですね。なんだかいろいろ、ご縁がある小説みたいですし。ネット上では、ずいぶん物議を醸した作品ですが…」
結衣「あはは。森晶磨の『奥ノ細道・オブ・ザ・デッド』に続いて、ラノベから『日本タイトルだけ大賞』を受賞しそうな有力候補って感じ?」
朧「パッケージはラノベだけれど、内容的にはこれがラノベなのかどうかも、議論になりそうね。見方によってはラノベというより、ミステリそのものだもの」
若菜「それはもしかして…ヒロインの比良坂れいちゃんが、キャラとして弱いということですか!? 私と重なるところも多いので…ちょっと残念です」
結衣「(まあ、そりゃそうよね…いろんな意味で)というより、内容的に、ミステリ小説のジャンル・パロディだから、かな」
若菜「なるほど。ライトノベルでミステリをやると、実はほとんどの場合、まったく売れないで終わるということですね! 富士見ミステリー文庫があっさり廃刊になってしまったように」
山口「藤原さんの毒は、ときどき、痛いところを突いてくるんですよね…」
朝野「たしかにライトノベルでパロディの手法を使うのは常套だけど。やっぱり、パロディにして受け入れられやすいのは、どうしてもマンガやアニメ、ゲームのネタかしら。柏木はどう思った?」
光輝「そうですね…HJ文庫からでている時点で、多くの読者にはライトノベルだという先入観が働くので、ライトノベルとして、ライトノベルに沿った読み方で読むでしょうか。少なくとも、ミステリの読者が入ってくることはほとんどないでしょうし」
朝野「まあ、そうかな。『ラノベよみ』の小説の読み方って、一般文芸を読んでいる人の読み方と比べて特殊な部分も多いから。だからこそ、ラノベの読者は自分たちが読んでいる小説が特殊なものだって思いがちなんだけれど…それって、一般文芸と同じような書き方になっている部分を読み落としているという側面も強いのよね。普通の小説を普段読んでいる読者がラノベに入ってくると、案外、普通の小説として読めたりするから」
結衣「でもやっぱり、ラノベと一般文芸とで違う部分はありますし…逆に言えば、一般文芸を読んでいる人がラノベを読んだときには、ラノベの特徴的な部分がを読み落としているということですよね?」
朝野「おお、さすが明石ちゃん。そうね。ある意味ではラノベと一般文芸のあいだにある垣根は思ったより低いし、別の意味ではお互いに深い溝があるって感じかしら。もうおねーさん、カレシなんかいらないから、明石ちゃんをカノジョ兼助手にしたいくらいよ…」
結衣「丁重におことわりします(にっこり)」
山口「つまり、いわゆる『ラノベらしさ』っていうのは、もしかしたら先入観の固まりみたいな部分も大きい、ってことですか?」
光輝「個人的には…違いはたしかにあるけれど、評論でライトノベルを論じてきた人たちが、一般文芸とは違うんだっていうことを言い過ぎてきた感じはあるっていう印象かな。少なくとも、一般文芸にも応用できる部分があるから、東川篤哉の『謎解きはディナーのあとで』みたいな小説が書けてしまうわけだし」
朧「あとは、パッケージングとか、イラストが読書に与える影響っていうのも大きいわね。『ちんちん』の場合、ラノベにパッケージングしたし、作者はミステリをラノベに寄せようという書き方はしているんだけど、メタ・ミステリとしての部分が強く残ってしまった感じ」
山口「わかります! 僕は『ちんちん』作者の米倉あきらって、まさにそのケースだと思ってるんですよ。普段ミステリを大量に読んだり書いたりしていた人が、ある程度ラノベに目を通してからそれに合わせた様式で書いてみて、たまたまラノベの新人賞に送ってしまった…みたいな」
光輝「そういう作家論はちょっと危ないかな…本人にしか分からないことだから、証明できないわけだし。僕は、けっこうおもしろく読んだけど」
若菜「柏木さんは、どのあたりがおもしろかったんですか?」
光輝「この小説、ミステリで起きる『殺人』を、『強姦』に置き換えた作品なんだよ。ミステリではつぎつぎに殺人事件が起きて、人が死んでいく。それが許される。じゃあなんで、同じように謎解きの構造を持った小説で、つぎつぎに強姦事件が起きるのはミステリとして認められないのか…っていう。ミステリはかなり保守的な部分が大きいから、もしこの小説をミステリの新人賞に送ったら、一次選考さえも通らなかったと思うんだよね」
結衣「そうね…今でもラノベに対して、会話文ばっかりでできた小説みたいなイメージを持っている人って多いから、この小説みたいに地の文が理屈っぽい小説って嫌われやすいんだけどね。あたしは、九岡望の『エスケヱプ・スピヰド』とか、紅玉いづきの小説がラノベとして売られていると考えれば、もう『ちんちん』(言いにくいな…)みたいな小説がラノベだっていわれても違和感はないかな。ヒロインの比良坂さんはちゃんとキャラクターになってたし。だから、ラノベだからこそ出せたっていうか、こういう普通の小説では拾い上げられないエッジの利いた小説が突然出せてしまうっていうのも、ラノベの魅力のひとつなんだと思う」
朧「それに、『ちんちん』の担当編集者は、こういうのものすごく好きな人だから」
山口「なんでそんな情報を!?」
光輝「…というか、上杉さんは相変わらず謎ですよね」
若菜「あのぉ…」
結衣「ん? どうかした?」
若菜「みんながこんなに真面目にラノベについて話し合うなんて…そんなの、ラノベ研としておかしいと思いますっ!」
山口「えぇぇぇっ! 藤原さんが空気を読んだ発言を!?」
朧「そうね。今日の記事は、もう読んで下さっている方が、どんどんヒイていくのが手に取るようにわかるわよね…うふふ、いいわ。いい感じよ」
結衣「本編は、ここまで堅苦しい感じではないですから、安心して買ってくださいねっ!(焦)」

拍手[3回]

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プロフィール
HN:
藤原若菜
年齢:
29
性別:
女性
誕生日:
1994/12/25
職業:
大学生
趣味:
ライトノベルを読むことです!
自己紹介:
聖城大学文学部日本文化学科1年生の藤原若菜です。
このブログでは、『らのすき』情報を少しずつ出していくそうですよ。
ステマを流してくれる方もいないから、ご自分で営業するなんて…作者の大橋さんは、きっとお友達が少ないに違いありません!
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